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結婚式の招待状が届いたら?正しい返信の書き方とマナーをマスターしよう!

結婚式の招待状が届いたら?正しい返信の書き方とマナーをマスターしよう!

結婚式の招待状を受け取ると、感動と同時に、どのように返信すれば良いのか、適切なマナーは何かという疑問が生じます。この記事では、結婚式の招待状への返信の書き方やマナーについて詳しく解説します。

結婚式の招待状への返信期限は?

結婚式の招待状を受け取った際の返信は、その後の準備や手配に大きく影響します。

ですから、「いつ返信すれば良いのか」というのは非常に重要なポイントです。

一般的には、招待状を受け取ってからできるだけ早く、かつ遅くとも1週間以内には返信をすることをオススメします。

これは、新郎新婦が結婚式の最終的な人数を把握し、それに基づいてさまざまな手配を進める必要があるためです。

また、欠席の場合でも返信を怠らないことがマナーとされています。

欠席の旨を伝えることで、席数や食事の手配など、新郎新婦が計画を立てやすくなります。

さらに、欠席の理由を簡潔に添えることで、あなたの思いやりが伝わります。

返信ハガキの書き方とマナー

結婚式の招待状への返信は、ただの通知ではなく、あなたの心遣いと敬意が込められた大切なメッセージです。

そのため、返信ハガキの書き方にも一定のマナーがあります。

まず、返信には黒のペンを使用しましょう。

黒はフォーマルな文書に適しており、丁寧さを伝える色とされています。

また、文字ははっきりとした筆跡で、読み手にストレスを感じさせないよう心がけましょう。

次に、万が一書き間違えた場合は、修正液や修正テープを使わず、定規を使って一本の直線できれいに訂正しましょう。

これは、乱雑な印象を与えないためのマナーです。

最後に、文章は簡潔に。句読点は使わず、必要な情報のみをシンプルに伝えることが大切です。

長ったらしい文章は読む側に負担を感じさせてしまうかもしれません。

書道の経験がある私からすると、文字一つ取ってもその人の心が表れます。

文字の美しさということではなく、祝福の感情が文字に乗っているのかということです。

だからこそ、返信ハガキには心を込めて、一字一句丁寧に書くことが大切なのです。

返信のマナー:宛名の書き方とその重要性

結婚式の招待状への返信は、単なる手続き以上のものです。

それは、新郎新婦への敬意と、あなたのマナーが反映される大切なコミュニケーションの一部です。

そのため、返信の際の書き方には細心の注意を払う必要があります。

特に、宛名の書き方は最も重要なポイントの一つです。

日本の文化では、「様」を付けることで相手への尊敬の念を表します。

招待状の返信ハガキには新郎新婦の名前に「宛」の文字が書かれていますので

宛名は必ず「宛」に二重線をしその横に「様」と書き直しましょう。

二重線を引く場合も、定規を使って書きましょう。

これは、フォーマルな場における基本的なマナーです。

一文字一文字に心を込め、丁寧に書くことで、あなたの敬意が新郎新婦にしっかりと伝わるのです。

返信時の注意点:訂正のマナーと心遣いの表現​

結婚式の招待状への返信は、一見すると単純な作業のように思えますが、実は相手への敬意や心遣いが伝わります。

特に、誤字や脱字があった場合、それをそのままにしておくのはマナー違反とされています。

間違ってしまったことがいけないのではなく、正しい方法での訂正すれば大丈夫です。

不要な文字や誤った情報は、定規を使って二重線できれいに消去しましょう。

これは、単に間違いを隠すためではなく、招待状がフォーマルなものであること、そしてあなたがそのフォーマルさを理解し、尊重していることを示すためです。

また、メッセージを添える場合は、新郎新婦への心からの祝福の言葉を書くことを忘れずに。

これによって、単なる形式ばったやり取りでなく、心温まるコミュニケーションになります。

さらに、連名で招待された場合には、全員の名前を記載することがマナーです。

これにより、招待者全員がこの結婚式を大切に思っていることを示すことができます。

欠席の際の丁寧な返信メッセージの書き方

結婚式への出席が難しい場合、その旨を伝える返信はデリケートな心遣いが必要とされます。

以下のポイントを押さえ、相手に感謝と敬意を示す書き方を心がけましょう。

理由の明記: まず、欠席の理由を簡潔に、しかし明確に伝えます。具体的な理由を述べることで、招待者に対する誠実さが伝わります。

心からの祝福: 欠席の理由を述べた後は、新郎新婦への心からの祝福の言葉を忘れずに添えましょう。喜びの日に立ち会えない寂しさと、二人の幸せを心から願う気持ちを表現します。

感謝の表明: また、招待してくれたことへの感謝の気持ちも書き加えると良いでしょう。その感謝が、あなたの欠席がどれだけ心苦しいものであるかを相手に伝えることができます。

丁寧な言葉遣い: 敬語を正しく使い、丁寧な言葉遣いで書くことが重要です。フォーマルな場にふさわしい敬意を払いましょう。

手書きの価値: 可能であれば、返信は手書きで行うことをお勧めします。手書きの文字からは、あなたの心遣いがひときわ伝わります。

欠席の返信は、ただ事実を伝えるだけでなく、相手への敬意や感謝の気持ち、そして心からの祝福を込める重要なコミュニケーションです。書道の技術だけでなく、心のこもった言葉選びが、真心を伝える鍵となります。

出席の場合の好感度アップの返信メッセージ例

結婚式への出席を喜びに変え、印象をより良くするための返信メッセージの書き方をいくつか紹介します。

相手との関係性や、出席する式典の種類に応じて、最適なメッセージを選んでください。

基本的な例: 「この度は貴重なご招待、誠にありがとうございます。心よりお祝い申し上げます。当日は、お二人の門出を祝い、楽しみに臨んでおります。」

友人向け: 「お誘いありがとう!本当に嬉しいよ。二人の大切な日に立ち会えるなんて光栄だよ。最高の思い出になるよう、全力で盛り上げるね!」

同僚向け: 「ご結婚式のご招待、光栄に存じます。お二人の新しい門出を社員一同、心よりお祝いしております。」

上司向け: 「この度は、格別のご招待を賜り、誠にありがとうございます。ご結婚のお祝いを申し上げますとともに、当日は敬意を表して参列させていただきます。」

後輩向け: 「結婚式の招待、ありがとう。君たちの新生活が幸せに満ち溢れることを願っているよ。当日は、先輩としてしっかりサポートするからね!」

親戚向け: 「家族の一員として、この幸せな時を共有できることに感謝しています。親族としての責任を感じ、喜びを分かち合いたいと思います。」

結婚式か披露宴のみ出席する場合: 「披露宴のみ/結婚式のみのご招待、ありがとうございます。お二人の幸せな門出を見守ることができることを、大変嬉しく思います。」

どのメッセージも、相手への敬意と、その日の重要性を理解していることを示す内容にしています。

また、書道家としての経験を生かし、筆ペンを用いることで、一層心のこもったメッセージを伝えることができます。文字一つ一つに感謝の気持ちを込め、丁寧に書くことで、あなたの心遣いが伝わることでしょう。

欠席の場合の失礼にならない返信メッセージ例

結婚式への欠席は、避けられない事情がある場合もございます。

しかし、その返信が不快な印象を与えないよう、心温まる祝福の言葉を添え、丁寧に欠席の意向を伝えることが大切です。以下、失礼にならない返信メッセージの例をいくつかご紹介します。

一般的な例: 「この度はご結婚式へのご招待、誠にありがとうございます。残念ながら、(簡潔に理由を述べる)ため、出席を辞退させていただくことになりました。心よりお二人の幸せをお祈りしております。」

友人・知人向け: 「結婚式の招待、本当にありがとう。でも、悔しいことに(理由)で行けなくなっちゃった。お祝いは別の形で届けるね。二人の未来が輝いていますように。」

上司・先輩向け: 「ご招待誠に光栄です。しかしながら、(理由)により、重い腰を上げて欠席を申し上げます。お二人の門出を心よりお慶び申し上げます。」

親戚向け: 「家族の一員として、このような幸せなお知らせをいただき、感謝しております。しかし、(理由)で参列できないことを深くお詫び申し上げます。お二人の幸せとご健康を心からお祈りしています。」

どのメッセージも、欠席の理由を簡潔に述べ、心からのお祝いの言葉を忘れずに添えることがポイントです。

また、書道の技術を活かし、筆ペンで美しい文字を用いることで、より一層心遣いが伝わり、相手に感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。

欠席は避けられない場合もありますが、その返信ひとつで相手との関係がより深まることもあるのです。

結婚式招待状の返信で避けるべきNGマナー

結婚式の招待状への返信は、新郎新婦に対する敬意と感謝の気持ちを表す大切な機会です。

しかし、知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまうことも。ここでは、返信の際のタブーと、失礼になる可能性のある返信ハガキの書き方を紹介します。

遅すぎる返信: 招待状を受け取ったら、できるだけ早く返信を。遅れがちな返信は、計画を立てにくくさせ、不快な思いをさせてしまうかもしれません。

非公式すぎる言葉遣い: 友人や親しい間柄であっても、返信は正式なもの。敬語を正しく使い、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

個人的な情報の過剰な共有: 欠席の理由は簡潔に。プライベートな詳細は不要です。

手書きの乱れ: 返信は、あなたの思いやりが反映されるもの。汚い字や塗りつぶしは避け、黒ペン、可能であれば筆ペンで心を込めて書きましょう。

ネガティブな言葉の使用: 心温まる祝福の言葉を添え、ポジティブな言葉遣いを心がけることが大切です。

返信ハガキのデザインの無視: 招待状に対する返信は、招待状に同封されている返信ハガキを使用しましょう。独自のカードやデザインは避けるべきです。

これらのポイントを意識し、返信することで、新郎新婦への敬意を示すとともに、お互いの心に残る良好な関係を築く礎となります。

よくある質問:結婚式招待状の返信に関する疑問解決

結婚式の招待状への返信に際しては、さまざまな疑問が浮かぶことでしょう。

ここでは、返信時の様々なシチュエーションに対応するためのアドバイスや、よくある質問にお答えします。

※質問の内容は、日頃よりお声掛けいただくブライダル結婚式場さまからの情報を一部まとめています。

Q1:返信はメールで行っても良いのでしょうか?
A1:一般的には、招待状に同封されている返信ハガキを使用するのがマナーです。特に指定がない限りは、紙のハガキでの返信を心がけましょう。

Q2:招待状に配偶者(同伴者)の記載がない場合、パートナーを連れて行っても良いのでしょうか?
A2:招待状に配偶者(同伴者)の記載がない場合、それは新郎新婦からのあなた個人宛ての招待です。無断で配偶者(同伴者)を連れて行くのはマナー違反となりますので、不明な点は新郎新婦に直接確認を取ることをお勧めします。

Q3:欠席の際の祝儀はどのように送れば良いのでしょうか?
A3:欠席の際でも、祝儀は通常贈るものです。祝儀などのお祝い金は、返信ハガキとは別に、郵送または結婚式の主催者が指定した方法で送りましょう。送るタイミングは、結婚式の日程よりも前が望ましいです。

Q4:フォーマルな装いが必要ですか?
A4:結婚式には、フォーマルな装いで出席するのが一般的です。しかし、招待状にドレスコードが記載されている場合は、それに従いましょう。

Q5:招待状の返信期限後に予定が変わった場合、どうすれば良いですか?
A5:返信期限後に予定が変わった場合、できるだけ新郎新婦に連絡を取り、誠実に謝罪の意を表しましょう。突然のキャンセルは主催者にとって大きな影響があるため、早めの連絡がマナーです。

結婚式の招待状への適切な返信は、新郎新婦への敬意と感謝の表現です。

相手への思いやりを忘れずに、丁寧な返信を心がけましょう。

疑問や不安がある場合は、私たち「虹耕」までお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

もとずん

本門 潤子

(Motokado Junko)

書家/書道家
鹿児島県垂水市生まれ。
8歳から始めた書道がきっかけでこの仕事を始める。
こんにちは「虹耕」代表のモトカドと申します。私は筆で文字を書くことが好きで、2005年より筆耕サービスを始めて2011年に法人化しました。書道師範による丁寧な筆耕を行う虹耕のサービスは、一枚からご利用可能な代筆業務を依頼できますので、気になることは何でもお気軽にお問い合わせください。謝辞、祝辞、賞状書き、命名書の額装が得意です。

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