【完全版|写真解説付き】結婚式招待状の宛名書き|お手本を例に手書きのプロが教えます
こんにちは、虹耕のモトカドです。新たな人生の門出を迎え、心躍る結婚式の準備中の皆さん、おめでとうございます。
この特別な日に向け、大切な人たちを招待するための「結婚式招待状」。
その中でも特に頭を悩ませるのが「宛名書き」ですよね。
「正しい書き方は?」「マナーをしっかり守りたい」「間違いは絶対に避けたい!」など、様々な不安が交錯することでしょう。
また、「自分たちで書くべきか、それともプロに任せるべきか」というジレンマにも陥るかもしれませんね。
しかし、深呼吸して、落ち着いてください。
私が、今まで何万枚と書いてきた宛名書きから得た知識と経験を惜しみなく共有します。
手書きの温もりが伝わる宛名書きのコツや、失礼のないよう敬意を表す書き方、さらには見た目にも美しい筆耕の秘訣まで、「実際の封筒に書いた写真を交えて」詳しく解説していきます。
この記事を通じて、皆さんが感じる不安が一つでも解消され、結婚式の準備が少しでも楽しく、そして心からの感謝が込められた招待状を送ることができるよう支援できればと思います。
さあ、あなたの大切なゲストへの心を込めた「結婚式招待状の宛名書き」に挑戦してみましょう!
目次になります
結婚式招待状の宛名書きは手書きと印刷はどっちがいいの?
「濃く、太い文字」で書くことが、結婚式の招待状を書く上で最低限のマナーです。
「濃く、太い文字」で書かれた宛名は、結婚式の招待状において特別な意味を持ちます。
この伝統的な方法は、お祝い事において幸運を呼び込むとされ、受け取った瞬間、あなたの心遣いが感じられるものです。
それは、文字から伝わる温もりと、その人への特別な思いやりが込められているからです。
宛名書きにおいて、毛筆や筆ペンでの手書きは、ゲスト一人一人への敬意と感謝の気持ちを表現する最も効果的な方法と言えるでしょう。
逆に、「薄く、細い文字」は縁起が悪いとされ、特にお葬式の際の「目覚まし・香典」袋に見られるような書き方は避けるべきです。
結婚式は、あなたとあなたのパートナーの大切な日です。
ゲスト一人ひとりがその時間を共有するために努力をしてくれています。
その感謝の気持ちを、宛名書き一つに込めることができるのです。
特に、年配の方々は手書きの文字に深い敬意を感じることが多いので、格式を重んじる結婚式では、手書きの宛名が好ましいと言えます。
しかし、現代では印刷サービスも進化しており、美しいデザインの招待状を簡単に作成できるようになっています。
カラフルで洋風デザインの封筒には、サインペンで書かれた宛名も映えます。
これはマナー違反ではありませんが、やはり「手書きの招待状」には比べ物にならない温もりと格式があります。
私の経験上、「印刷よりも手書きの方が記憶に残り、印象的である」と強く感じています。
それは、文字一つ一つに込められた感情、熱意、そして人と人とのつながりが感じられるからです。
だからこそ、可能な限り手書きの宛名書きをお勧めします。
それが、あなたの大切な一日に招かれた人たちへの最高の敬意表現となるのです。
結婚式招待状の宛名の書き方は?
結婚式の招待状を手にすると、その一枚から感じる熱意や心遣いが、招待された方々の心を温かくします。
特に、宛名書きは、あなたの心からのメッセージが最初に伝わる大切な部分です。
その宛名書きに使用する封筒には、「縦書き」の「和封筒」と「横書き」の「洋封筒」の2種類があり、それぞれが異なる印象を与えます。
最近では、モダンな感覚が反映され、「横書き」の洋封筒を選ぶカップルが増えています。
しかし、どちらを使用するかは、結婚式のスタイルによって異なります。
例えば、伝統的な和装での結婚式や、神社、お寺での挙式を予定している場合は、「縦書きの和封筒」が相応しいでしょう。
これは、日本の伝統と格式を重んじる表現として適しています。
一方、教会での結婚式やウエディングドレスを選ぶモダンな結婚式の場合は、「横書きの洋封筒」が好まれます。
洋封筒は、国際的な雰囲気や現代的なスタイルを反映しており、特に海外ゲストを招待する際には理解しやすい選択と言えるでしょう。
ただし、これらは硬いルールではなく、あくまで一般的な傾向です。大切なのは、あなたとあなたのパートナーの個性や結婚式のテーマが反映されることです。
宛名書き一つ取っても、そこには二人の心が込められています。だからこそ、ゲストがその招待状を手にしたとき、感動や喜びを感じてもらえるよう、最善の選択をすることが大切です。
結婚式は人生の一大イベント。
その準備の一環として、宛名書きにも心を込めて取り組みましょう。
そして、その心遣いがゲストの心に深く響き、美しい思い出となることでしょう。
縦書き封筒の場合
横書き封筒の場合
縦書き・横書きの書き方のルールもご紹介
封筒のあて名書きに、これだけ礼儀があるなんて知らなかった人も多いと思います。
では書き方についてはどうでしょう。
もちろん、あります。
せっかく手書きの綺麗な文字で書かれている宛名でも
間違った書き方だと、逆に失礼にあたるので注意しましょう。
ルールと言っても、気をつけるポイントさえ把握すればとても簡単です。
文字で説明するより、画像で説明する方が分かりやすいと思いますのでご参照ください。
縦書き封筒の書き方
横書き封筒の書き方
文字の位置や大きさなどのバランスがとても大事だということがお分かりいただけたかと思います。
結婚式招待状の封筒に貼る切手は「慶事用」です
これは「書き方」ではありませんが結婚式などの「おめでたい席」で使う封筒に貼る切手は「慶事用」の切手を使ってください。
結婚式招待状の宛名書きを手書きで書くときの注意点6つ
1.かすれ文字にならないよう丁寧に書く
結婚式の招待状は、一生に一度の大切な案内です。
そのため、「濃く、太い文字」で宛名を書くことが推奨されています。
これは、文字がはっきりしていることが幸運を呼び込むとされ、また、読み手に対する丁寧な心遣いとも受け取られます。
「文字がかすれている」状態は、招待状の大切さを十分に伝えられないばかりか、不吉な印象を与えかねません。
ですから、招待したい相手の顔を思い浮かべながら、一文字一文字を大切に、そして「濃く太い文字」で書くことを心がけましょう。
また、筆文字の色も重要です。薄い色は「お通や・葬式」の香典袋に用いられることが多く、結婚式の招待状には適していません。
明るく、はっきりとした色のインクを使用し、温かみのある印象を与えることが大切です。
2.自分たちで書いた方がよい?
結婚式は、人生の節目となる非常に大切なイベントです。そのため、自分たちで宛名を手書きすることは、ゲストに対する特別な思いやりと感謝の気持ちを表現する素晴らしい方法です。
自分たちの筆文字は、代筆サービスや印刷文字よりも、よりパーソナルなメッセージを伝えることができます。
しかし、実際には「綺麗に書けない」「時間がない」「書くのが苦手」という理由から、自分で書くことをためらう方も少なくありません。
このような場合、家族や親戚に書いてもらうのも一つの方法です。
身内に頼むのはチョットね…という方は私どもの「筆耕サービス」を活用してみるのはいかがでしょうか。
詳細は、結婚式招待状の宛名書き代筆サービスのページをご覧ください。
3.郵便番号を書く欄がない封筒の場合は?
最近のトレンドとして、デザイン性を重視した郵便番号欄のない封筒を選ぶカップルが増えています。
このような封筒を使用する場合、郵便番号は「住所の上に数字で横書き」するのが一般的です。
これにより、デザインを損なわず、かつ必要な情報をしっかりと伝えることができます。
4.宛先の住所が長いときは?
長い住所を書く際には、封筒のスペースとバランスを考慮しながら、都道府県名を省略するなどの工夫が必要です。
例えば、「○○市」から始める書き方などが考えられます。
大切なのは、情報を正確に伝えつつ、見た目の美しさを保つことです。
5.送る相手の名前や肩書きの間違いがないか?
これも細心の注意を払って間違いがないか何度も確認してください。
名前や肩書きの間違いは、非常に失礼にあたります。
仲の良い友だちならば「ごめん」で済まされるかもしれません。
結婚式の招待リストを作成するときに、名刺などで集めた情報の肩書きが「昇進」「異動」「転職」などで以前と変わってる場合もあるので「入念に何度も」確認してください。
また「結婚式の招待状をお送りしてから当日まで」に肩書きが変わった方がいらっしゃる場合は「主賓で挨拶される方」を除き変更する必要はありません。
変更のあった肩書きを司会者に伝えて紹介してもらうようにしましょう。
6.使う封筒と招待状の向きは同じか?
封筒と招待状の向きは、統一感を出すためにも同じ向きにすることが基本です。
縦書きの封筒には縦書きの招待状、横書きの封筒には横書きの招待状を入れるようにしましょう。
個性を出したい気持ちも理解できますが、特に年配のゲストには伝統的な形式を尊重した方が好ましい印象を与えるでしょう。
結婚式の招待状は、ゲストへの敬意と感謝の気持ちを表す大切なアイテムです。
一つ一つの注意点を心がけ、最高の一日を迎える準備をしましょう。
相手の立場や敬称を使い分けた書き方をご紹介
結婚式の招待状は、ただ単にゲストを招くためのものではなく、一人一人に対する敬意と感謝の気持ちを形にしたものです。
そのため、宛名書き一つをとっても、相手の立場や関係性をしっかりと考慮することが大切です。
特に、敬称の使い分けは、日本の文化において非常に重要なマナーの一つです。
では、具体的な事例を挙げながら、どのように敬称を使い分けるべきか、詳しくご紹介していきましょう。
ご夫婦をゲストでご招待する場合の書き方
宛名の書き方とバランスは写真のように夫婦連名になります。
奥様と面識がある場合は「名前+様」で、面識がない場合は「令夫人」「奥様」「御奥様」と書くようにしましょう。
ご家族をゲストでご招待する場合の書き方
ご家族が3名の場合
招待するご家族が3名の場合は全員のお名前を連名で書きます。
ご家族にお子さまがいる場合
招待するご家族にお子さまがいる場合「小学生以下」は「ちゃん・くん」で「中学生以上」は「様」で書きます。
もちろん招待するお相手との関係性もあるので「小学校低学年」までは「ちゃん・くん」で、それ以上は「様」で書く場合もあります。
ご家族の招待人数が4名以上になる場合
招待するご家族が4名以上になる場合は「ご夫婦のお名前」と「御家族様」で書きます。
どうしても4名ぶんの名前を書きたい場合は、名前を小さくしバランスを考慮して書くようにしてください。
上司や取引先の会社宛ての書き方
上司への招待状は手渡しする場合が多いと思います。その際は「住所なし・名前」を書いてお渡しします。
取引先や遠方の上司宛(会社)に送る場合は「配属されている課・役職の肩書」を書いて送りましょう。
※遠方の上司の個人宅に送る場合は「住所・名前」を書いて送ります。
会社名の「株式会社」「合同会社」「有限会社」「合資会社」は「(株)(同)(有)(合)」という略式で書いてはいけません。
また「課長様」「部長様」も二重敬語になるので気をつけましょう。
最近では会社によりさまざまな敬称があります。
英語表記やカナ表記の肩書もあるので間違いのないように何度も確認してください。
恩師や先生 or 教授宛ての書き方
お世話になった恩師や先生、教授宛てには敬称を「様」ではなく「先生 or 教授」と書くこともあります。
ここでも相手との関係性を考えてみてから選ぶようにしてください。迷ったら「先生」で間違いないです。
個人の住所ではなく、学校へ送る場合は会社と同じく現在の「肩書」も書いて送りましょう。
「校長」「教頭」「教育長」「園長」「理事長」などがあります。
結婚式の招待状を手渡しする場合の注意点は?
結婚式の招待状を直接手渡しする際には、特に心を込めたコミュニケーションが求められます。
これは、単に情報を伝えるだけでなく、あなたの大切な節目に相手を招待するという、あなたの心からのオファーです。
そのため、招待状の手渡しは、相手に敬意を表し、喜んで参加してもらえるようにする重要なプロセスです。
名前のみの記載:
招待状には相手の住所ではなく、「名前のみ」を記載しましょう。これは、プライバシーへの配慮と、手渡しの際の親しみやすさを保つためです。
渡すタイミング:
招待状は、プライベートな時間に、静かな場所で手渡すようにしましょう。急かされたり、他の人がいる中で渡されると、招待の特別感が薄れてしまう可能性があります。
直接の言葉:
招待状を手渡す際には、直接相手に「ぜひ来てほしい」という気持ちを伝えましょう。あなたの言葉から伝わる温かみは、どんなに美しい招待状よりも価値があります。
相手の反応を尊重:
招待状を受け取った相手の反応には敏感になりましょう。もしスケジュールが合わない等の理由で出席できない場合には、無理に説得せず、理解と尊重の姿勢を見せることが大切です。
招待状のデザイン:
手渡しする招待状は、特別なデザインや手書きのメッセージを加えることで、一層パーソナルなものになります。あなたの結婚式がどれだけ大切なものであるかを、細部にまでこだわった招待状で相手に感じてもらいましょう。
感謝の気持ちを忘れずに:
最後に、招待状を受け取ってくれたこと、そしてあなたの大切な日に参加してくれることへの感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。その感謝の言葉が、結婚式当日までの楽しみを一層高めてくれます。
招待状を手渡す行為は、ただ単に情報の伝達ではなく、あなたの人生の大切な瞬間を共有したいという心からのメッセージです。だからこそ、このプロセスには、相手を思いやる気持ちと、その瞬間を特別なものにするための心遣いが不可欠です。
せっかく自分たちの結婚式に招待する大切な相手なので気をつけたいですね。
まとめ
結婚式は、人生の一大イベントであり、格式と伝統が息づく特別な日です。
この日は、新郎新婦のみならず、両家にとっても記念すべき瞬間であり、家族や親戚、友人たちが一堂に会する大切な機会です。
伝統を重んじ、格式を保つためにも、招待状の宛名書きは手書きが推奨されるケースが多いのです。
それは、手書きにこそ人の心が込められ、一筆一筆に愛情や敬意が感じられるからです。
私たち虹耕では、そんな大切な招待状の作成をお手伝いさせていただいております。
時には、ご両親から「招待状は綺麗な文字で手書きで送るように」と頼まれた、とお聞きすることもあります。
手書きの招待状は、その独特の温もりとフォーマルさで、受け取った方の心に深く刻まれるものです。
印刷物とは違い、一筆一筆が持つエネルギーが、あなたの大切な日への期待感や尊敬の念を高めてくれます。
結婚式や披露宴は一生に一度の晴れ舞台。その準備は多岐にわたりますが、招待状作成は特に心を込めた一大イベントです。
ホテルや結婚式場での宛名書きサービスも便利ですが、中間マージンが発生しないため、私たちのような専門の筆耕サービスを利用することで、コストを抑えることも可能です。
お忙しい中の結婚式準備、少しでもお力になれればと思います。
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
あなたの人生の素晴らしい節目が、最高のものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
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